推進薬としての火薬

銃や大砲は火薬の燃焼により発生する圧力によって、銃弾に大きな初速度を与え、目標物を破壊する。

固体燃料のロケットでは火薬の燃焼が長時間持続し、燃焼ガスの反作用により飛翔する。

所定の時間、所定の推力を安定して得るために、ロケット内部の火薬の固まりの形状を最適化することが非常に重要である。

破壊用の火薬爆薬は「爆轟」によって発生する衝撃波や破片によって周囲の物体を破壊する。

爆弾や砲弾の弾頭として軍事用に用いられる他、発破として鉱物資源の採掘やトンネルの掘削に用いられる。

外国ではビルや野球場のスタンドなどの建造物の解体に際して、内部に爆薬を仕掛け、崩すように一気に解体する手法が行われる。

通常、爆薬に火をつけてもゆっくりと燃えるだけで「爆ごう」にはならない。

爆薬を起爆するには、雷管や信管を用いて爆薬に衝撃波を与える必要がある。

なお、軍事において単に火薬と呼ぶ場合は装薬を指し、破壊用の火薬は「爆薬」もしくは「炸薬」と呼ばれるのが普通。

点火用の火薬導火線、雷管として爆薬の起爆等に用いられる。花火花火は、正に「火の芸術品」である。
update:2010年02月26日